ダブルケア月間の最終日、2月28日に「みんなで話そう!ダブルケア」を開催しました。
呉市重層的支援推進室の方、呉市中央地域高齢者相談室の方、まるごとネット呉中央の方をパネリストに迎えての座談会。
会場のカフェmuguetさんは、2階から川を眺められる素敵な空間、いつもは静かに本を読めるカフェです。
今回は一般の参加者さん7名、関係者を含めて総勢19名でケアの話をしました。
おいしい飲み物をいただきながら、それぞれ今気になっている家族のケアのこと、介護休業や休暇って?こんなことも相談できる?など。
子育てと介護の不安、更年期にさしかかる自分の体調、ひとつでも上手くいかないと全部崩れそうで常に緊張状態で…と、切実な声もありました。
パネリストの方々は、とても親しみやすく、わかりやすく、時にご自身の体験も交えながら、お話してくださいました。
「ひとりで抱えず、一緒に考えよう」という気持ちが会場のみなさんで共有できたと感じました。
呉市には、こうして一緒に考えてくれる方々がいるよ!と、伝わったと思います。
ご参加の方からは、
「ほかの方のお話の中に自分にも当てはまることがあって、みんなで話したことがとても参考になった」
「質問も思いつかないほど知らなかったことが話題になり知ることができてよかった」
「発言することはドキドキしたけど、みなさんが真剣に聞いてくれて嬉しかった」
「家族内では難しいけど、外とつながれると安心」
といった感想をいただきました。
ケアの話は深刻になりがちだけど、みんなで話すことで、共感し、一緒に考え、新たな気づきがあったり、不安を軽くできたり…あらためて「共有の場」の良さを実感。
会の後半にはMIKI先生の、イスに座ったままできるチェアヨガ。
前向きになるポーズ。先生のリズムに呼吸を合わせてゆっくり。指先がじわーっと、じんじんと、体の中のめぐりはじめた感じ。むずかしくない動きなのにこんなにも体が変わるのか〜と。
また先生のコメントが、ケアする人に優しくて…自分に目を向ける言葉が心に沁みました。
帰り際、「すごくあたたかい雰囲気の会でおどろいた」という参加者さんの声をいただいて、とっても嬉しく思いました。
「ケアがあっても大丈夫!」と思える地域社会になるように、これからもダブルケアカフェを続けていきます。
ご協力いただいたみなさま、ありがとうございました。
写真は撮ってなかったので、家の近くの梅?満開です!
